アンチエイジング

歩くことは最良の薬になりうる

医聖ヒポクラテスは「歩くことは人間にとって最良の薬である」と唱えた。
遅れること2000年後の2007年「運動は薬である」とアメリカスポーツ医学会が提唱した。この心真理は古来変わってない。日本における死亡リスクファクターで「身体不活動」は喫煙、高血圧に続いて3番目に位置。にも関わらず運動習慣のある成人は3割に過ぎず、年々一日あたりの歩行数は減少している。
「運動は大切」と知りながらも実践者は少ないのが現状。

歩いてますか?

日本人の歩数(1日平均)
男性7864歩 女性6685歩
1万歩以上 :男性29.2% 女性21.8%
(令和5年5月「健康日本21(第三次)」 身体活動・運動分野に関する目標・指標)

おなすくん

こんなに歩いてたっけ?

運動不足

世界の成人の4人に1人
14億人以上が運動不足(世界保健機関 WHO)
心血管疾患、がん、認知症リスク大
注意欠陥・多動性障害(ADHD)のリスクも拡大している

おなすくん

こんなに運動不足が死亡数と関係しているんですね!びっくり!

健康寿命促進には歩くことが有用

なるべく健康的に長生きしたいですよね。なのでてっとり早く誰でもすぐに始められる歩行のメリットについて説明します。

歩行のメリット

①ダイエット効果  体重増加防止

②間食への要求が減る(15分でも効果あると)

③がん発症リスク低下(週7時間以上歩く人は乳がんのリスク14%低下)

④関節痛の軽減(週8-10km歩くと関節炎の形成予防 毎日15分程度)

⑤アンチエイジング効果(酸化ストレス軽減)

⑥気分のリセット(うつ症状改善 気分が上がり心理的幸福感up 1日20分 週5回推奨)

⑦睡眠の質の改善(成長ホルモンが体内循環し脂肪が燃えやすくなる)

⑧心疾患系のリスク減

⑨認知機能の改善(認知症予防には1日10000歩が最適 1日3,800歩で認知症リスク35%減)

おなすくん

こ、こんなに歩くことのメリットがあるんですね!もう今から歩きたくなってきましたよ

歩行のポイント

歩行の基本姿勢
  • 背筋をまっすぐにし胸を開くように意識
  • 顎を引きすぎず視線は前方
  • 肩の力を抜き、リラックスした状態で歩く
  • 肩の力を抜き、リラックスした状態で歩く
歩行時の足の使い方
  • かかとから着地
  • つま先は軽く上げ、足の指先を使って地面を押すイメージ
  • 自然な歩幅で歩くことが重要。速さよりもフォームを優先し、リズムよく歩く
歩行時の注意点
  • 安全第一!楽しく歩こう
    水分補給: 歩き始める前に水分補給をしておき、
         途中での水分補給も忘れずに。
  • 靴の選び方:歩きやすい靴を選びましょう。
         硬すぎず、柔らかすぎない靴が理想です。
         足に合った靴を選ぶことで、怪我を防げます

最後に

おなすくん

健康的に長生きするには歩くことにつきますね。

みなさんも今からすぐに始められると思いますので

ぜひ日常生活の中に歩行を取り入れてみてください。

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