【すごいぞ】認知症予防におすすめの方法とは?今からできる対策をわかりやすく解説


こんにちは、おなす君ことおなすな先生です🍆
「認知症って予防できるの?」
「何をすればリスクを減らせるの?」
「脳トレだけやっていれば大丈夫?」
「食事や運動って本当に関係あるの?」
こんな疑問、ありませんか?
結論からいうと、
認知症を100%防ぐ方法は、今のところ確立されていません。
でも、研究が進む中で、リスクを下げる可能性が高い生活習慣や健康管理はかなり見えてきています。NIAは「アルツハイマー病を確実に予防できると証明された方法はまだない」としつつ、運動、血圧管理、健康的な生活習慣などの有望な戦略が研究されていると説明しています。WHOも、認知機能低下や認知症リスク低減のために、身体活動、禁煙、健康的な食事、血圧や糖尿病の管理などを推奨しています。
つまり大事なのは、
「特別な1つの予防法」を探すことではなく、脳にとって不利なものを減らし、有利な習慣を積み上げることです。2024年のLancet Commissionでは、14の修正可能なリスク因子に対応することで、認知症の約45%は予防可能性があると推定されています。
この記事の結論
認知症予防におすすめの方法は、この7つです。
- 体を動かす
- 血圧を管理する
- 糖尿病を放置しない
- 聴力低下を放置しない
- 禁煙・飲酒の見直し
- 食事を整える
- 人とのつながりや活動を保つ
つまり、認知症予防の基本は
“脳だけ”ではなく“全身と生活習慣”を整えることです。
認知症予防は「脳トレだけ」では足りない
認知症予防というと、
計算ドリル、パズル、漢字練習のような“脳トレ”を思い浮かべる人が多いです。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
ただ、現在のエビデンスを見ると、認知症予防は脳の問題だけではなく、血管、生活習慣、感覚機能、社会参加まで含めて考える方が自然です。WHOのガイドラインでは、運動、禁煙、栄養、アルコール、認知訓練、社会活動、体重、血圧、糖尿病、脂質管理などが幅広く扱われています。CDCも、認知症リスク低減のために、身体活動、糖尿病管理、血圧管理、聴力低下対策、喫煙や飲酒の見直しを挙げています。
理学療法士の視点で言うと、
脳を守るには、脳単体ではなく“脳が働きやすい身体と生活”を作ることが大事です。
認知症予防におすすめの方法①
まずは身体活動を増やす
これはかなり重要です。
WHOは、認知機能低下や認知症リスク低減のために、身体活動を行うことを推奨しています。CDCも、身体活動不足は認知症の修正可能なリスク因子のひとつだとしています。
特に大事なのは、激しい運動でなくてもいいということです。
たとえば、
- 歩く
- 速歩き
- 軽い筋トレ
- 階段を使う
- ラジオ体操
- 室内での有酸素運動
こうした“続けられる動き”で十分価値があります。NIAでも、年齢を重ねても運動を続けることが、健康と機能維持に重要だと案内しています。
理学療法士的ポイント
運動は、脳に直接効くというより、
- 血流を保つ
- 血圧や血糖に良い影響を与える
- 気分や睡眠を整える
- 活動量の低下を防ぐ
という形で、結果的に脳を守りやすくします。
認知症予防におすすめの方法②
血圧を放置しない
高血圧は、認知症予防でかなり重要なテーマです。
CDCは、血圧が高いと血管を傷め、脳への血流低下や脳卒中リスク増加を通して、認知症リスクを高めると説明しています。WHOやLancet Commissionでも、高血圧は主要な修正可能因子に含まれています。
つまり、脳のために血圧をみるという視点がとても大切です。
今日からできること
- 家庭血圧を測る
- 塩分を見直す
- 薬を自己中断しない
- 体重管理を意識する
- 歩く習慣をつける
認知症予防は、頭の問題というより、脳の血管を守る話でもあると考えるとわかりやすいです。
認知症予防におすすめの方法③
糖尿病を放置しない
糖尿病も、認知症と深く関わります。
CDCは、糖尿病を予防・管理することを認知症リスク低減の柱の1つにしています。WHOも、糖尿病管理を推奨しています。さらに、以前の記事でも触れたように、日本糖尿病学会や国立長寿医療研究センターは、糖尿病が認知機能低下や認知症リスク因子であるとしています。
なぜ大事?
糖尿病が続くと、
- 血管が傷みやすい
- 脳の血流に悪影響が出やすい
- 全身の炎症や代謝異常が続きやすい
という問題が起こります。
だからこそ、認知症予防のためにも血糖管理は大切です。
認知症予防におすすめの方法④
聴力低下を放置しない
これは意外と見落とされがちですが、かなり大事です。
2024年のLancet Commissionでは、聴力低下は重要な修正可能リスク因子の1つとされています。
なぜ関係するの?
聴こえにくい状態が続くと、
- 会話が減る
- 社会参加が減る
- 脳が余計な負荷を受ける
- 刺激が減る
という流れが起こりやすいからです。
だから、
- テレビの音が大きくなった
- 会話が聞き取りにくい
- 人混みだと聞こえにくい
と感じるなら、早めに耳鼻科や補聴の相談を考える価値があります。
認知症予防におすすめの方法⑤
禁煙と飲酒の見直し
喫煙は、認知症予防の観点でも不利です。CDCは喫煙を認知症リスク因子として挙げており、WHOも禁煙を推奨しています。Lancet Commissionでも喫煙は修正可能因子の1つです。
飲酒も同様で、過度の飲酒は認知症リスクを高める可能性があります。CDCは「limit or avoid drinking alcohol」と案内しています。
ここはシンプルに、脳を守るには、血管や神経に負担の大きい習慣を減らすということです。
認知症予防におすすめの方法⑥
食事を整える
「脳に効く食べ物は何ですか?」
という質問は本当に多いです。
ここで誠実に言うと、
1つの食品だけで認知症を予防できるとは言えません。
NIAも、特定の食品を食べたり避けたりするだけでアルツハイマー病を防げる証拠はないとしています。
ただし、WHOは地中海食に近い食事パターンを推奨しています。つまり、
- 野菜
- 果物
- 魚
- 豆類
- ナッツ
- 全粒穀物
- 健康的な脂質
を意識し、加工食品や偏った食事を減らすことが大切です。
理学療法士的に言うと
脳にいい食事というより、
血管や代謝にやさしい食事が、結果的に脳にもやさしい
と考えるとわかりやすいです。
認知症予防におすすめの方法⑦
人とのつながりや活動を保つ
社会参加や活動性も大切です。
WHOは社会活動を認知機能低下リスク低減の要素として扱っており、NIAも複数の健康的生活習慣の組み合わせが脳の健康に関わるとしています。Lancet Commissionでも、社会的孤立はリスク因子の1つです。
たとえば
- 家族や友人と話す
- 地域活動に参加する
- 趣味を続ける
- 外に出る予定を作る
- 誰かと一緒に食事する
これは単なる気休めではなく、脳に刺激を入れ続ける生活につながります。
おなすな先生のひとこと
[box07 title=”理学療法士おなすな先生のひとこと”]
認知症予防で本当に大切なのは、
“脳トレっぽいこと”を足すことより、脳が弱りにくい生活を作ることです。
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「今からでも遅くない?」という疑問について
これはよく聞かれますが、
遅くありません。
もちろん、若い頃からの積み重ねは大きいです。
でも、2024年のLancet Commissionが示しているように、認知症リスク因子は人生のさまざまな時期に関わるため、今から修正できるものに取り組む価値は十分あります。
たとえば、
- 今日から歩く
- 血圧を測る
- 受診を中断しない
- 人と話す
- 聞こえを放置しない
これだけでも立派な予防行動です。
やりすぎなくていい、でも何もしないのはもったいない
認知症予防で失敗しやすいのは、
- 完璧を目指しすぎる
- 特効薬を探しすぎる
- 逆に何もできないと諦める
この3つです。
大事なのは、
続けられることを少しずつ積むことです。
たとえば、
- 毎日20分歩く
- 塩分を少し見直す
- 聞こえのチェックをする
- 人と話す機会を減らさない
こういう地味なことの方が、実は強いです。WHOやCDCの推奨も、基本はこうした生活習慣の積み重ねです。
よくある質問
Q. 認知症予防に一番おすすめの方法は?
1つに絞るなら、身体活動を増やすことはかなりおすすめです。
運動は血圧、血糖、気分、睡眠にも良い影響があり、他の予防行動ともつながりやすいからです。
Q. 脳トレだけで大丈夫?
それだけでは不十分です。
認知症予防は、脳トレだけでなく、血管リスク、生活習慣、聴力、社会参加まで含めて考える方が自然です。
Q. サプリは必要?
現時点で、特定のサプリだけで認知症を予防できるとは言えません。
まずは食事・運動・生活習慣が基本です。
Q. 物忘れが気になったらどうすればいい?
「年齢のせい」と決めつけず、早めに医療機関へ相談するのが大切です。
予防と早期対応は別物なので、気になる変化は放置しない方が安心です。NIAやWHOも、認知症は早期からの支援が重要だとしています。
まとめ
認知症予防におすすめの方法をまとめると、
- 体を動かす
- 血圧を管理する
- 糖尿病を放置しない
- 聴力低下を放置しない
- 禁煙・飲酒の見直し
- 食事を整える
- 社会参加を保つ
という感じです。

つまり、認知症予防は
“脳だけを鍛える”話ではなく、“全身と生活を整える”話です。
完璧じゃなくて大丈夫です。
でも、何もしないのはもったいないです。
今日からできることを1つだけ選ぶなら、
まずは少し歩くことから始めてみるのがおすすめです。

