こんにちは! おなすな先生こと、おなす君🍆です。
突然ですが―― あなたは、今日一日を“当たり前”に過ごせていますか?
僕は9歳のある日、“命が変わる事故”に遭いました。 今回は、そんな僕の実体験をお話しします。
🍆 交通事故で、すべてが変わったあの日
小学4年生、学校の帰り道。
いつも通り歩道を歩いていたそのとき、 突然、大きな衝撃と共に景色が暗転――
意識が戻ったとき、僕は病院のベッドの上。 身体には直達けん引、点滴、そして痛み。また片方の耳は取れ、足の付け根もとれかかっていた・・・
「もう元の体には戻れないかもしれない」
そんな言葉が家族や医師の間でささやかれていました。

🍆 6回の手術とリハビリ、そして心の痛み
事故の影響で、
- 脚長差(左右の足の長さの違い)
- 外反変形
- 膝・股関節の可動域制限
- 慢性的な痛みと不安定感
こういった問題を抱えることになり、 合計6回の大きな手術を経験しました。
中でも最後に受けた「イリザロフ法」による脚延長手術は、 人生で一番過酷な治療でした。
治療期間は長期にわたり、 金属のフレームが骨に直接固定され、 毎日ネジを回して骨を少しずつ引き伸ばすというもの。
痛みも強く、歩行や生活はもちろん、 精神的にも大きな負担を伴いました。
それでも、「また歩きたい」「普通に近づきたい」 そんな一心で、僕は耐えました。
入院、手術、リハビリ、退院、また入院… 何度も心が折れかけました。
周囲の子どもたちと同じように走れないこと、 体育の授業で「見学」することが当たり前だったこと。
でも、不思議と――「やらなきゃ」「戻りたい」と思い続けていました。
🍆 「やらないで後悔するより、やって後悔した方がいい」
そう思えるようになったのは、 何度も挑戦し、少しずつ前進できた経験があったから。
手術は痛い。怖い。 でも、そのたびに「できなかったことが、できるようになる」希望がありました。
- 杖を使ってでも歩けるようになった
- 小さな段差を一人で越えられた
- エスカレーターに乗れるようになった
そんな“当たり前”が一つひとつ増えていくたびに、 「やってよかった」と思えるようになりました。
🍆 同じように悩む誰かへ届けたい
もし、今何かに悩んでいたり、 「やるかやらないか」で迷っていたら。
僕は声を大にして言いたいです。
やらないで後悔するより、 やって後悔するほうが、自分の人生を生きてるって思えるよ。
今、僕は理学療法士として、 あの頃の僕のように悩んでいる人たちの背中をそっと押す仕事をしています。またその時に命を救ってくれた病院で恩返しをさせてもらっています。
おなすなブログも、その延長線。
「誰かの勇気になれたら」 そう思いながら、日々書いています🍆
🍆 おなす君からあなたへ
辛い過去があっても、未来は書き換えられる。 小さな一歩が、人生を変える。 僕がそうだったように、あなたもきっと大丈夫🍆
また次回の記事でお会いしましょう。
