こんにちは。
今回は、佐野洋子さんの名作絵本
**『100万回生きたねこ』**について、
人生・愛・命という視点から考えてみたいと思います。

この物語は、子ども向けの絵本でありながら、
大人の心を深くえぐる一冊です。

おなすな先生

けっこういい絵本ですよ。大人になっても考えさせられます。ぜひ読んでみて!


あらすじ|100万回生きて、100万回死んだ猫

物語の主人公は、
100万回生きて、100万回死んだ不思議なオス猫

  • 王様の猫
  • 船乗りの猫
  • 魔法使いの猫
  • さまざまな人の飼い猫

何度も生き返り、
そのたびに「自分はすごい猫だ」と誇り、
死んでも一度も泣いたことがありませんでした。

そんな猫が、
あるとき 誰にも飼われないノラ猫になります。


白い猫との出会い|はじめて「自分に興味のない存在」

ノラ猫になったオス猫は、
美しい白いメス猫に出会います。

しかし白猫は、

  • 自慢話にも
  • 強さのアピールにも
  • かっこよさにも

一切、興味を示しません。

それまでの人生では、
「自分が主役」「自分が中心」
で生きてきた猫にとって、
これは初めての経験でした。


「そばにいてほしい」という言葉

何をしても振り向かない白猫に対して、
オス猫は最後に、こう言います。

「そばにいてほしい」

肩書きでも、強さでもなく、
ただ一緒に生きたいという想い

白猫は、
その言葉で初めてオス猫を受け入れます。


愛を知った猫は、何も誇らなくなった

白猫と暮らし、
子どもが生まれ、
やがて巣立ち、
再び二匹だけの時間が流れます。

この頃のオス猫は、

  • 自慢をしない
  • 地位も夢も気にしない
  • 自分がすごい猫だとも言わない

愛する存在ができたことで、
他のすべてがどうでもよくなった
のです。


はじめて泣いた「死」

やがて白猫は老衰で亡くなります。

そのとき、オス猫は
はじめて、ワンワン泣きました。

そして、
白猫の亡骸のそばで
オス猫も静かに命を終えます。


なぜ猫は、もう生き返らなかったのか?

物語の最後、
オス猫は 二度と生き返りません

なぜでしょうか。

それはきっと、

  • 自分の人生を生き
  • 誰かを心から愛し
  • 失う痛みを知り

「何度も生き返ることの無意味さ」を理解したから

永遠に続く命の中では、

  • 出会いも
  • 愛も
  • 人も

意味を持ちません。


一度で終わる命だから、尊い

私たちの人生は、
100万回やり直せません。

だからこそ、

  • 人との出会い
  • 家族
  • 今ここにある時間

すべてが、
強く、深く、輝きます。

不老長寿の命よりも
自分より大切な存在ができる人生」の方が、
はるかに尊い。


自分中心で生きるほうが、楽かもしれない

人は誰でも、

  • 自分が一番大事
  • 自分中心で生きたほうが楽
  • 効率的で生産性が高い

そう感じる瞬間があります。

でも、

  • 理性が吹き飛ぶほど
  • 自分を二の次にしてでも
  • 守りたい人・愛したい人

に出会えた人生は、
何にも代えがたいものです。


今、迷っているあなたへ

  • 後悔したくない人
  • 今の人生に迷っている人
  • いつか終わる人生から目を背けている人

そんな人にこそ、
『100万回生きたねこ』は読んでほしい


ほら、そう思うと…

人生の時間は、
思っている以上に限られています。

だからこそ、
今日という一日を、
目の前の人を、
今ここにある命を、

大切にして生きたい。


✨ まとめ

  • 命は「一度きり」だから意味がある
  • 愛を知ることで、人生は変わる
  • 永遠よりも「有限」が尊い

おなすな先生

この物語は、
生き方そのものを問い直してくれる絵本です。

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