この記事はこんな方におすすめ
- 身長を伸ばしたいと思っているけど実際にどうしたらいいのか知りたい方
- 外国には実際に身長を伸ばす手術があるって聞いたことがあるけど実際どうなのと思っている方
- 現実的に身長を伸ばす方法はあるのか
みなさんも一度はこう思った方が多いのではないでしょうか。
「身長を伸ばしたい」
誰しも高身長に憧れ、ああいう風になりたい、身長が高い方が女性にモテる(男性にもモテる)と思ったことはありませんか?
「背が高い=かっこいい人」「背が高い=モテる」「背が高い=色んな服が着れる」などなど。
今回の記事は実際に身長を伸ばすことに成功した私おなすくんの実体験も踏まえどうしたら身長を伸ばすことができるのかご紹介させて頂きたいと思います。
結論
結論からいうと実際には身長を伸ばす為の科学的なエビデンスはありません。
また身長を伸ばすサプリや薬なども存在しないと言われています
しかし、実際に伸ばす方法はあります。
それは、「手術」です。
そんな手術方法を実際に経験したおなすくんが解説致します。
私おなすくんは幼少の頃に交通事故に遭い、重度の障害をおいました。その後遺症により足の骨の成長が止まり変形し短くなってしましました。反対側の足と比べると約6㎝程短くなりました。その脚延長のせいで姿勢がかなり悪くなり腰椎椎間板ヘルニアにもなり毎日が本当に地獄でした。特に青春時代と言われる18歳あたりは痛み止めを服用しながら生活をしていました。
なので主治医と相談した結果、巷でよく聞かれる身長を伸ばす手術が適応となり実際にやることになりました。決意に至るまでは相当の覚悟がいりましたが、この足の長さの左右差と腰痛があっては今後の人生もつらいくなるのは必至であり、覚悟を決めたのが20歳の時でした。
その手術の名前とは
「イリザロフ法」であります。簡単に説明すると「脚延長術」とも言います。
この手術は絶望的な辛さがありました。今でもその辛さは忘れられません。
今思い出しても本当に辛い治療だった
でもその時の辛さがあるから今の道があるのは事実です。
なので今では感謝しています。
身長を伸ばす手術
「イリザロフ法」といいます。
「イリザロフ法」とは、骨折が治るときのメカニズムを利用して、骨を修復したり延長したりする手術のことを言い骨の再生を目的としています。ロシア人医師イリザロフが開発した画期的な骨折治療法です。
メカニズム
骨折が治るときの修復過程を利用して、骨を修復したり伸ばす治療法です。最近ではTVでもよくみかける機会も増えましたが、海外では低身長の人の背を伸ばすことにも使われています。
骨折がして治る際には、折れた骨と骨の間に「仮骨」という水あめのような骨の赤ちゃんがが作られ、それが固くなりしっかりくっつくことで骨折が治っていきます。その仕組みを利用し、足の骨を意図的に切ることによってあえて骨折の状態をつくり出します。
そして、その水あめのような骨の赤ちゃんだる仮骨が固くなる前に少しずつ離していくことで理想とする長さに骨を伸ばしていくのです。
適応患者さんとは?
私おなすくんはこの3つ目にあたります。後遺症により骨が変形し短くなってしまったからです。それにしても100歳でも可能とはすごいですよね。
金額
当時お医者さんからは、脚延長をする機械(創外固定器)は軽く外車が新車で買えるくらいの金額だよと言われました。自費だと約800万~1000万ともいわれています
おなすくんの実例(脚延長術)
これは私が実際に治療している時の写真です。
これをみたらきっとみなさんは安易に身長を伸ばしたいだけでやろうとは思わないと思います。なぜならめちゃくちゃ痛いからです。四六時中痛いです。
このレントゲンを見ると片方の足だけがくの字になっていますよね。変形し短くなってしまっています。事故の後遺症により左右で約6㎝以上足の長さに差がでておりました。
なので電車で通学している時も変な姿勢になり周りからの視線が気になっておりました。
バイト先の店長に「いつも姿勢が悪いな。傾いているぞ。まっすぐに立て」と注意をされたこともあります。でも無理なんです。片方の足が短いので。
上の画像は手術直後の画像になります。よく見ると骨が切断しているのがわかると思います。これは人工的に骨折させているのです。骨が治癒するメカニズムを利用して少しずつ骨を伸ばしていくのですが、骨だけではなく神経や靭帯や皮膚なども一緒に伸ばされていくのでめちゃくちゃ痛みとの闘いなんです。
またこの手術のすごいところは骨折しているのにも関わらず全体重がかけられるということです。それは創外固定器という機械を装着しているからです。でも痛くてとてもじゃないですけど全体重はかけれませでした。
今でも覚えているのがあまりの痛みで術後に1m先のトイレにいくまでにかかった時間は約1時間でした。
上の画像は実際の創外固定器を装着している画像です。まるで焼き鳥のように串刺しになっていますよね。外と中との出入りが自由なので常に感染との戦いでした。熱は出るは痛みはでるわ、膿は出るわでもう心神耗弱まっしぐらでした。
そんな中でも前を向いて頑張れたのには感謝です。
毎日の消毒はセルフでした。これを欠かさずやらないとすぐに感染してしまうからです。
ばい菌にとっても生きる為に必死なわけですね。
上の画像は延長術後のレントゲン画像です。約6㎝の延長に成功しました。毎日1mmずつ延長しながら約1年間かかりました。今思ってもほんとによく頑張ったと自負。
以下耐えれられる方は手術がおすすめ
- 毎日激痛に耐えられる方
- 様々なリスクがある(感染・神経障害)
- 多額の費用(自費診療の場合)
- 時間が年単位でかかってもよい
- メンタルが強い方
手術以外での身長の伸ばし方
手術以外でも実は身長を伸ばす方法があります
みなさんにとって一番聞きたいのはここかもしれませんね
それをご紹介していきますね
①インソール(補高)を使用する
こちらはシンプルな方法且つ誰でも可能です。なぜなら靴の中に挿入するだけだからです。
更に日本人は偏平足の足が多く、足のアーチが下がってしまっています。それにより疲れやすくなるだけではなく股関節や膝関節にも負担がかかってしまうのです。さらに外反母趾を助長してしまいます。そんな足に関してはこちらの記事にも記載しております。
なのでインソールはおすすめです。その都度使用する靴の中に入れるだけでいいのでめちゃくちゃ簡単です。効果も大です。私は総合病院での足の専門外来(フットケア)にも在籍していた経験からもおすすめできます。amazonでも多様的に販売していますが特におすすめなものを掲載しておきます。
- 理想の身長を実現する シークレットインソール 。「厚底ソール2.5cm」+「姿勢サポート」により、グンっと身長を高くします。3つの特許技術により、足元から体を整える効果が期待できます!
- 【+2.5cmの即効性】+2.5cm厚底ソールを、かかと部分に設計。従来の シークレットインソール と違い、かかと位置に違和感が出ないのが特徴です。 脚部分がダイレクトに高くなるため、スラッとした脚長効果も!
②骨盤を起こす(姿勢矯正) 骨盤体操
もう1つの方法が骨盤の矯正によるいい姿勢の獲得です。
人間は進化の過程を経て二足歩行となり、二足歩行になったことにより背骨にはカーブが形成されました。そのカーブが崩れると腰痛の原因となったり姿勢が悪くなることで背も縮んでしまうのです。もしよろしければそのカーブに関してはこちらの記事を参考にしてください。
骨盤が丸まっていたり、逆に反っていたりすることによって背も短くなる根拠は背骨の長さが丸まったり反ったりすることで短くなってしまうからです。さらに股関節や膝も曲がってしまうのでより身長が縮んでしまうのです。
じゃあどうすればいいの?
非常に簡単です。骨盤を起こしたり丸めたりするエクササイズをすればいいのです!
以下に簡単なポイントを記載しておきます。
これなら簡単にできますね
それに続けられそうですよね
リモートワークやデスクワークの方にもおすすめです
まとめ
今回は身長を伸ばす方法について実体験をもとに解説させて頂きました。
誰しもが必ず一度は思ったことがあるのではないでしょうか。しかし実際には手術はあまりおすすめできません。それよりも補高や姿勢を矯正する方がよっぽど時間もお金も肉体・精神的にも楽です。是非参考にしてみてくださいね。
他にも姿勢や腰痛でお困りの方には以下のような記事がおすすめです。是非参考にしてみてくださいね。
また台所作業などで腰痛の簡単な予防方法も以下の記事で解説しておりますので是非参考にしてみてくださいね。